成長一年いろは 設定


【は組の委員会編成】




〈解説〉
六年間通して同じ委員会に所属し続けたのは庄左ヱ門、乱太郎、兵太夫、金吾の四人。
庄ちゃんはなるべくしてなり、乱太郎はならないわけがなく、兵太夫と金吾はそのまま肌に合ったから。
とりあえず説明が必要そうな会計委員の移り変わりを解説します。
団蔵は二年間会計を務めますが、銭勘定をやるなら一度はと三年できり丸が会計に。
しんべヱは四年になってから実家の手伝いのための勉強も兼ねて、会計に所属。が、五年になり知識の幅を広げるため図書に移ったので、もう一度きり丸が会計へ。
ただしやはり自分が他人に渡すよりも分捕るほうが楽しいという理由で、六年では団蔵が古巣へ戻ります。
火薬委員に関しては、二年に上がる直前から伊助が火器に興味を持ち始めたので所属することが出来なくなり、四年の時、カラクリでの連動爆破作戦の構想を練っていた三治郎が火薬委員になり、そのまま楽しくなって居ついた形です。


【は組の身長差早見】
虎>>庄、金≧兵、きり>団>三、喜≧伊、乱>>しん


【いろは全員の身長差早見】
虎>>庄、金、佐吉、怪士丸≧兵、きり、伝七、彦四郎>平太、団、伏木蔵>三、喜、一平≧伊、乱、孫次郎>>しん


※各キャラの個人スペックについては下記リンクからショートカットできます。

乱太郎  きり丸  しんべヱ  庄左ヱ門  伊助  三治郎  団蔵  虎若  金吾  兵太夫  喜三太

左吉  伝七  彦四郎  一平      怪士丸  伏木蔵  平太  孫次郎





〈猪名寺乱太郎〉
伏木蔵と共に見事六年間、不本意ながらも保健委員の座を守り通し、しかもその不運度の半端なさから文句なしの保健委員長になった。校医助手の善法寺伊作からいい笑顔で肩を叩かれる日々。乱太郎的には、一度くらい金吾が保健委員をやっても良かったと思っている。
足の速さは学園史上でも五本の指に入る俊足、しかも絵のうまさも相まってもっぱら偵察、斥候を務める。
戦闘スタイルは基本的に援護型で中距離担当。治療や撹乱に回ることが多いが、それ以外では鉄扇、霞扇、もしくは短弓を使う。タソガレドキ忍軍とはもはや父と子の関係に近いものがある。
身長は下から二番目か三番目。ギリギリのところでユキより高くなれたのはいいものの、低身長をかなり気にしているのでは組内では禁句扱い。



〈摂津きり丸〉
能力はあるのに本気を出して勉強しないため、やっぱり教科の成績は悪い。ので、庄左ヱ門によく叱られる。気楽なヒラの図書委員。ただし予算会議の時は筆頭。
上級生になってきてからちょっとだけ気持ちに余裕が出来たのか、高額のバイト<仲間からの心配、になってきた。でも守銭奴は変わらず、六年時、図書の返却延滞があれば延滞料金の徴収に走る。
戦闘スタイルは中距離〜白兵戦に特化してはいるもののオールマイティ型。長次仕込みの縄標の他、鎖鎌も使用する。
庄左ヱ門とは好敵手として見ており、機会があれば嬉々として直接対決に持ち込みたがる。四年時では庄左ヱ門のほうが頭脳面で上手だが、六年時には持ち前の機転のよさでほぼ互角に渡り合う。
身長は平均より少し高め。土井先生のことは初恋ではあるが、父親として見られるようになった。



〈福富しんべヱ〉
天然順忍の素質をそのままに、ほわほわふわふわとした雰囲気のまま大きくなった大物。あまりの緊張感のなさに、厳戒態勢の敵の懐にも易々と潜り込める特性を持つ。
のんびりニコニコなヒラの用具委員。用具委員会室は人呼んでお菓子の家。が、本人はさすがに有事には食欲を抑える術を学び、持病だった鼻炎も随分回復した。
戦闘スタイルは白兵戦などの接近型。ただしよっぽど切迫した場合なので、普段は順忍として偵察や、音声忍として撹乱に当たる。怪力は学園史上随一と言われるまでになり、その巨体の助けもあって、羽交い絞めにされてしまうと脱出は不可能。
身長は学年で一番低いが、父親譲りだということで気にしていない。おシゲちゃんとは五年の時に結納を交わした。



〈黒木庄左ヱ門〉
冷静沈着さにくわえ、鉢屋譲りの茶目っ気、そしてたまに出る天然ボケを併せ持ったは組の参謀。本人は常に後日のことを見越して動いていると言ってはいるが、冗談なのか本気なのか分からない。
たまに辛辣な学級委員長委員会委員長。通称、実況委員会委員長。委員会の主な活動内容を予習復習、煎茶、変装、実況の練習、演出方法考案などに変更してしまった。
戦闘スタイルは完全オールマイティ型。ただし五年までは戦闘での特化技術がないため、変装で相手を撹乱しての不意打ちが得意。基本的には本陣から戦況を見て策を立てる参謀役なので、戦闘に出ることは少ない。庄左ヱ門が自ら出てくるときは、よっぽどストレスが溜まった時だとみんな思っている。
六年になり、習得を目指していた万力鎖をようやく使いこなせるようになる。
身長は虎若に次いで二番目か三番目。折に触れて団蔵に夜の上下逆転を打診するも、涙ながらに断固拒否される。



〈二廓伊助〉
庄左ヱ門を六年間支え続けた女房役であり、は組の面々の面倒を見続けた母親役。部屋にカビを発生させる、虫を湧かせる、洗濯をサボるなどをすると最強形態で降臨するという学園の怪談がある。
ここでも母親役なヒラの生物委員。四年時には毒虫を脱走させた当時の委員長、孫兵をも叱り飛ばし、愕然とした孫兵が思わず頭を下げて謝った。それ以来、虫の脱走騒ぎが格段に減ったのは伝説。
戦闘スタイルは長距離型。火器を得意とし、中でも石火矢の類を得手とするが、なにがあってもいいように偽装鉄砲、宝禄火矢、鳥の子、百雷銃なども携帯している。また、火縄銃の薬込役なども買って出る。
身長は乱太郎と並び、下から二番目か三番目。が、常に行動を共にしている庄左ヱ門、虎若が長身のために本来の身長より低く見られることが多く、時折イラついて虎若を蹴り飛ばす。



〈夢前三治郎〉
長期休みの際に父と共に行っていた修験道の修行も順調に進み、本来見えるはずのないものまで見えるようになってしまったカラクリ技師助手。稀にカラクリに火薬まで仕込むようになった。
予算会議時には炸裂人形を駆使してくる火薬委員長。四年時に勉強と参考のために入った火薬委員だったはずが、高山の寒さにも似た焔硝蔵の中に居心地の良さを感じ、そのまま居ついた。
戦闘スタイルは中距離〜長距離型。踏んだら吹っ飛ぶカラクリシリーズの他に、戦輪をマスターしたことで牽制しつつ相手を誘導し、琴弦を利用したカラクリ仕掛けに火薬を連動させて吹っ飛ばすということもやるようになった。俊足は変わらずだが、未だ乱太郎に走り負けるのでコンプレックスを抱いている。
身長は平均より少し低く、喜三太と同等。ちょっと低いと思ってはいるが、兵太夫に抱き付きやすいので良しとしている。



〈加藤団蔵〉
字の汚さは多少マシになったものの、からかい半分で暗号扱いを受けるようになった若旦那。が、若旦那の呼び名に相応しく、包容力と男気溢れる男前なので下級生の頼れる兄貴分。無自覚だが天然タラシの異名を持つ。
計算は相変わらず苦手だが、予算会議時の矢面にと仕立て上げられた会計委員長。予算会議の接近と共に寿命が縮む思いだが、鍛錬の一環と割り切って受け入れている。
戦闘スタイルは基本的に白兵戦などの接近型〜中距離。体術の他に袋槍を用いての槍術、鉄双節坤などを使う。馬術を駆使した作戦での活躍は他の追随を許さず、は組の特攻隊長と本陣以外での実質的な司令塔を兼ねる。
身長はちょうど真ん中の平均値。もっと伸びると信じていたので、朝起きるたびに身長を測り、そして項垂れる。庄左ヱ門を抜くために委員会中は小魚を食べるようにしたが、効果がない上に左吉に笑われている。



〈佐武虎若〉
週に一度、一刻の洗濯時間を義務付けられた若太夫。筋トレの成果もあり、力もついた上にガタイまでデカく仕上がって、下級生にはたびたび父ちゃんと言い間違えられてショックを隠しきれない。
気楽に虫や生き物を愛でていられるヒラの生物委員。伊助と並んで生物委員の父親扱いを受けているが、委員会中は悪ノリするので伊助の雷が落ちやすい。予算会議での生物委員の要。
戦闘スタイルは接近と長距離。接近戦の場合は体術を用い、長距離の場合は言わずもがな火縄銃を専門とする。稀に敵の目を逸らさせるためにタヌキ、ネズミなどを用いて虫獣遁を使うが、あくまでも正当な虫獣遁なので喜三太の使う虫獣遁を見ると微妙な気持ちになる。
身長はは組一どころか学園一。教員よりデカいので、寝ぼけているとよく鴨井に頭をぶつけてうずくまる。



〈皆本金吾〉
戸部先生の空腹対策のために、おいしい保存食開発の研究が趣味になりつつある若き剣豪。考えを読まれないために感情表現を抑え気味になったが、根本にある泣き虫な部分はは組の面々の前では変わらない。
人呼んで、学園一ガッツリ侍している体育委員長。体育委員会の活動はどう見ても剣術道場だと名高く、忍術学園の中でもかなりの異色。剣術やってるだけなら予算はいらんだろうとバッサリ削られかけ、一度キレた。
戦闘スタイルは接近型。団蔵の特攻に続き斬り込みを務め、きり丸の遊撃に背後を任せる戦法が最も多い。基本的に卑怯な戦法は好まないが、必要とあれば辞さない柔軟性は養われた。
身長は庄左ヱ門と並び、虎若に次いだ二番目か三番目。四年時に一度喜三太に追いつかれて絶望したが、小魚を食べまくり高い所にぶら下がって、なんとか引き離した。



〈笹山兵太夫〉
一年時で既に地下三階まであったカラクリ部屋を、ついに学園の地下十二階、総面積一町七反(5143坪)にまで拡大した教員志望のカラクリ技師。六年になり、学園の警備用カラクリの設計を学園長から正式に依頼された。
やりたいことは押し通す、奔放な作法委員長。が、基本的に子供好きなので下級生には優しく、我儘を言うのはは組の面々と、六年間委員会を共にした伝七にのみ。しかしい組にはなぜか高圧的。
戦闘スタイルは長距離型。むしろ遠方型と言ったほうが正しく、基本罠の狼穽や脛払い、釣押などの他に地形に応じた様々かつ執拗なカラクリ罠を仕掛けて自滅に追い込むのが得意。
身長はきり丸と並んで平均より少し上。三治郎のちょっと上目遣いが見られるので満足。いじめっ子気質は変わらずなので、伝七には縮め縮めとからかい言葉を投げる。



〈山村喜三太〉
三年頃からようやく、ナメクジ≦友人、という考え方が出来るようになり、六年時にはよりそれが顕著になった風魔の後継者候補。が、卒業直前までは組の仲間には隠している。
はにゃはにゃヘラヘラなヒラの用具委員。お菓子の家にナメクジを持ち込むようなマナー知らずはさすがに出来ず、委員会中はナメクジの代わりに下級生を可愛がっているが、傍から見ると一緒に遊んでいるようにしか見えない。
戦闘スタイルは接近型。が、基本的には援護が多いため目立たない。ガマガエルの毒液やオオシビレタケ、ワライダケなどの粉末を使用した幻術に隠れた奇襲の他、主に毒蛾を利用した虫獣遁が得意。が、虎若にはこの虫獣遁は邪道だと言われる。必要に応じ、応急処置レベルの処方は施せる。
身長は平均より低めで、三治郎と並ぶ。が、忍ぶのに適しているのと金吾が嬉しそうなので気にしていない。



〈任暁佐吉〉
伝七と並び、やはり学園の頭脳ツートップ。が、咄嗟の機転が利かないのも相変わらずで、実戦に適した判断が出来るわけではない。自惚れ屋も変わらずだが、嫌味さはなりを潜めた。
集中力が持続しない委員長を蹴り飛ばして仕事をさせる鬼の副会計委員長。六年間会計委員を続け、本来なら団蔵の下に就くことはプライドが許さなかったが、予算会議のことを想像し、あえて副委員長に立候補した。
戦闘スタイルは中距離型。細身の体に似合わず、得意とする武器は長柄戦斧。伝七の仕掛けた罠の付近へ相手を追いやる戦法を取ることが多い。
身長は庄左ヱ門、金吾と並び、い組の残留メンバーの中では一番の高身長。団蔵の頭を張り飛ばしやすくてちょうどいい。



〈黒門伝七〉
左吉と同じく、学園の頭脳ツートップ。兵太夫に振り回される生活が続いたからか、咄嗟の機転は利くようになった。が、自惚れ屋と皮肉屋は相変わらず。
作法委員長のきまぐれに振り回される悲劇の副作法委員長。しかし兵太夫の我儘や他愛もない悪口は自分に甘えてのことだと四年時に気付いたので、それ以降はあまり気にならなくなり、皮肉を言いつつも我儘に付き合うようになった。
戦闘スタイルは接近と長距離型。関節を狙う体術と敵の行動予測に基づいたピンポイントの罠を得意とし、左吉と組んだ場合の作戦成功率は十割を誇る。投擲武器で最も得意なものは鉄鞠。
身長は兵太夫とほぼ同じ。同じ目線に顔があるのが気に食わないとから縮めと言ってくる兵太夫の言葉を、ハイハイと聞き流している。



〈今福彦四郎〉
庄左ヱ門の必要以上の冷静さのせいで、ツッコミが必要以上に上達した空間演出家にして、い組の実戦参謀。演出過剰だった先輩の影響を多大に受け、派手な演出で各大会を彩る。一歩間違えば愉快犯。
基本的には委員長を止めない学級委員長委員会副委員長。長いから実況委員会でいいよねと進言した。後輩達にはWでボケ担当だと思われている節がある。
戦闘スタイルは中距離〜長距離。変装は庄左ヱ門に負けたため、せめて標刀はと必死の練習の後、得意武器に。その他折り畳み十字手裏剣なども得手としており、外して単体で持ち、刀剣のように使う場合もある。
身長は伝七と並び、庄左ヱ門より少し低い。ちょっと身長差があるために変装術で入れ替わり作戦は無理かと互いに悔しがっている。一平の目線が少し低いのが仄かな幸せ。



〈上ノ島一平〉
相変わらずい組らしくないマイペースさを保った、エリートクラスの天然ボケ担当。エリートとしての自惚れは多少あるものの、それよりも面白いこと、楽しいことを優先するため訳隔てがない。
委員会ではリーダーシップを発揮したいと立候補した生物委員長。ただしフワフワとした雰囲気で下級生を優しく見守りつつ、好奇心の強い孫次郎、実行力のある虎若、決断力のある伊助の中にいるために、委員長就任一ヶ月後にはリーダーシップの件はもう忘れた。
戦闘スタイルは接近型。とはいっても体術が得手なわけではなく、フワフワとした順忍性を生かして敵地に潜入し、毒虫を利用した攻撃を得意とする。
身長は三治郎、喜三太と並んで少し低め。彦四郎も嬉しそうだし、低くても死ぬわけじゃないから別にいいと思っている。



〈二ノ坪怪士丸〉
ひょろりと長細いまま成長した、妖者の術の達人。きっかけは三年時に侵入した屋敷の住人が勝手に幽霊と勘違いしたためで当時はかなりショックを受けたが、これも自分にしかできない持ち味と割り切った後は、演技力の上達と共に友人でも騙せるほどの使い手になった。
ニコニコと優しい図書委員長。延滞料金制度を導入してから延滞が減ったと喜んでいるが、夜な夜な延滞者達の枕元に立って回っていた自身の功績もあるとは考えていない。図書室には守護霊がいると、学園中の噂になった。
戦闘スタイルは接近〜中距離型。含針術での相手の視界を奪う戦法、また、薙刀を使った戦法を得意とする。妖者の術と併用するのはもっぱら含針術。
身長は庄左ヱ門、金吾、左吉と並び、ろ組一の長身。細長いので、下級生に倒れないか心配されることもある。



〈鶴町伏木蔵〉
タソガレドキ軍忍組頭に「うちの子」と言わせしめる、タソガレドキ秘蔵っ子。ただし本人はタソガレドキ軍に就職する気はなく、忍組もそれは承知済み。しかし成長してからもやたらくっついてそこかしこに遊びに行くので、傍目にはちょっとアブナイ関係に見える場合があり、何度か左近に問い詰められた。
スリルでショックでサスペンスな薬を作るのが大好きなヒラ保健委員。予算会議前には言葉遊びを利かせたちょっとスリルな差し入れを会計委員会に持って行ったりする。ある意味学園の最重要危険人物。
戦闘スタイルは完全中距離型。忍組頭直伝の棒術を得手とし、その腕はプロ忍も舌を巻く。ただし狭い場所での作戦には向かないため、平太と組んでの作戦実行が多い。
身長は団蔵、平太と並んで平均。左近も同じくらいなので、よく押し倒すが怒られる。



〈下坂部平太〉
一年時の用具委員長に憧れたため、六年間用具委員をやりとおした上に体術や坤術まで頑張っちゃった、喧嘩っ早くない食満。六年になって教員になった文次郎に後姿で間違えられ、思わずガッツポーズをした。
普段からは考えもつかない勢いで立候補した用具委員長。修補予算を削られると、会計委員長と副委員長の机にノミで罵倒を彫刻し、しかも自業自得と断言して修理しない。
戦闘スタイルは接近型。鉄双節坤が得意だが、相手の武器の奪いやすさから、場合に応じて十手も使用する。平太が坤術で武器を受け止める間に伏木蔵が棒術で相手を倒し、追い打ちで平太が柔術を掛けるパターンが多い。
身長は団蔵、伏木蔵と並んで平均値。たまに医務室に顔を覗かせる食満に身長も追い付こうとしているものの、影武者みたいになるぞと苦笑された。



〈初島孫次郎〉
生物の神秘から始まった好奇心は留まるところを知らなかったらしい、未知の探究者。協調性はあるが好奇心に任せて放浪する癖が出来、四年時に委員会中に迷子になり、まさかの迷子属性かと孫兵を絶望させた。
生命の神秘の素晴らしさに胸ときめかせるヒラの生物委員。五年時には委員内での養蜂を提案し、現在は肌荒れの塗り薬、疲労回復の薬として保健委員会、会計委員会、体育委員会、くノ一教室への売り込みを行っている。
戦闘スタイルはオールマイティ型。主に蜂を使った虫獣遁が得意だが、小柄さを生かした短刀術やモジリを使用した捕獲術も使い、学園への侵入者を連行する際に重宝する。
身長は乱太郎、伊助と並んでかなり小柄。が、小回りがきく利点を生かした戦闘スタイルを取っているため、さほど気にしていない。